おんぼろ号の定番スパークプラグは、
NGKのBP7ESです。
B6ESやB7ESより少し電極が飛び出たタイプです。
2000のエンジンはバルブが大きいので、BPだとバルブと電極が当たるそうですが、おんぼろ号は1750なのでBPでも問題ありません。
BP7ESで調子良く走るので常用しているんですが、だいぶ前に買って温めていた、電極が4つあるBOSCH Plutinum+4を昨年付けてみたところ、これがフィーリングがメチャ良くて燃費も良い!
で、追加で買おうと思いドイツにいる次女夫婦に頼んだんですが、なぜかドイツではあまり売ってないとの事。
日本でネットで調べると、あるにはあるんですが、1本千円くらいとメチャ高い。
と、前置きが長くなっちゃいましたが、そんな時に海外のアルファロメオ関係掲示板サイトで面白そうな書き込みを見つけました。
BOSCH Plutinum+4の代わりに、NGKのBP7ETを使っている、とのこと。
このBP7ETってプラグ、ワタクシ知らなかったんですが、電極が3つあるんです!
調べてみると、国内でも売ってるし、値段も1本500円くらいと、BP7ESよりは高いですがワタクシでも手が出るリーズナブルなお値段。面白そうなので、調査の為に買ってみました〜♪
これです、BP7ET。
この3つの電極です。
それでは調査開始〜♪
まずおんぼろ号定番のBP7ESとの比較。
ぱっと見は、気になる電極部の突出具合は同じくらい。
着座部から電極先までの長さをざっと測ってみます。
まず、BP7ET。
25mmです。
定番のBP7ESは、
こちらも同じく25mmです。
BP7ETは、BP7ESと同じ電極の突出具合で、3電極タイプですね〜
次はB6ES(B7ESが無かったので)
電極の突出が少ないです。
こちらは電極の突出量は、23.5mmくらいです。2000の皆さんはこのタイプですよね。
お次は、おんぼろ号で今まで使ったことのある最も突出量の大きいタイプ。
BP6EY、最近もあるのかどうかわかりませんが、グリーンプラグと言うタイプです。
昔、とあるジュリアオーナーズクラブの方に「1750ならこれが良いよ」と勧められたもので、おんぼろ号に乗り始めてから冬眠するまでの間はグリーンプラグがメインプラグでした。
電極の突出は一番大きく、ほぼ26mmあります。しかし1750では問題無く使えてました。
最後は、BOSCH Plutinum+4です。
凝った形状の4つの電極がコンパクトにレイアウトされていて、工作精度が高くいかにも性能が良さそう。
電極の突出量は、24mmくらいと少ないです。電極の形状を工夫してコンパクトにまとめてます。高いけど手間をかけて良くできてます。こうして比較すると高いのも納得。
5本並べてみると、こんな感じです。
という訳で、今回の調査結果:
3本電極のBP7ETは、
・1750のおんぼろ号は使っても大丈夫そう。
・2000では使えないですね〜
どんな感じなのか、今度試してみます。
ところで蛇足ですが、このブログのタイトル、
最初に載せた使用済みプラグの山の写真を見て、あるJazzアルバムのジャケットを思い出しました。
ワタクシの好きなJazzギタリスト、Wes Montgomeryの名盤「A DAY IN THE LIFE」
このタバコの吸殻の写真と、プラグの山の写真がオーバーラップしました。
なんちゃって🍀
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