今回の波乱万丈トラブルからの教訓です。
その1:デスビキャップとローターは割れることあり。
予備のデスビキャップ&ローターか、あればデスビ一式持っていた方がいい(そうすると人のクルマのトラブルにも対応出来る)
デスビキャップ&ローターは、家に予備を持っていただけに残念でした~
また知人から入手した123デスビも家にありました。
今回壊れたマレリのデスビは、キャップ&ローターを手持ちのものに交換してスペアパーツとして携行することにします。
その2:牽引ロープはお守りがわりに常備必須。
今まで使う事もなかったので出発前に降ろそうかと一瞬思いましたが、持っていて正解でした。これがなかったらかなり展開が変わっていたかも。
その3:イベントツーリングには現代車のサポートカー。
故障車の牽引を考えるとある程度サイズがあり頑丈なクルマがいいですね。今回はSUVだったので理想的でした。
ジュリアでジュリアを引っ張るとかやりたくないですよね~。共倒れで2次被害が起きそうです。
その4:エレキ系トラブル対応の暫定配線作成キット。
経験上、ジュリアでの路上トラブルはほぼ100%エレキ系(ほぼ点火系)。それだけジュリアの機械部分は頑丈だという事ですね。
暫定配線作成用に、予備の電線、平型端子、テープが必要。
電線はかなり長めにあった方がいいですね。
電気の知識のないワタクシの最後の手段として、バッテリーから直結というのが単純で有効だという事が分かりました。おんぼろ号はバッテリーがトランクにあるので車の全長プラスアルファ位の電線が必要です。今回はうまい具合に長い電線を2本持っていたので繋ぎ合わせてなんとかなりました。
今回買ったバッテリー直結時に配線に入れるスイッチもこんどから積んどきます。
あと、平型端子圧着用に電工ペンチと、通電を調べる為に検電テスターがあるとベター。これがあればバッテリーから直結しなくても済みそうです。
電工ペンチは余分があるのでひとつ車に積むようにします。検電テスターは車載にはコンパクトなドライバータイプが良さそうかな。
その5:何と言っても仲間のサポート
やはりこれがトラブル時の一番の味方です。今回おんぼろ号が想定外のトラブルを乗り越えられたのは、東海関東チームの皆さんと地元の皆様の暖かいサポートがあったから。
皆様本当にありがとうございました m(_ _)m
GO!GO!EASTからの帰還した次の週末に、お借りしたフルトラデスビセットを取り外し、少し掃除をして、心ばかりのお礼のもみじ饅頭と一緒にS.W.Sさんに送り返しました。
その後、前に36番さんから譲ってもらった123デスビを装着することにしました。
123デスビには賛否両論あるようですが、今回はいい機会なので123デスビを試してみることにしました。
皆さんご存知の通り、123デスビには進角パターンがいくつか設定されていて選択できます。
1750用にするか、いちばん進角の大きいマレリデスビ用にするかで少し迷いましたが、元のデスビに合わせて素直にマレリデスビ用の進角(F)にセットしました。
取付はいろんな方のブログにもある通り、非常にスムーズに行きました。
マレリのデスビについていた固定ブラケットを123に移植し、まず1番シリンダーを上死点に合わせた後に123デスビを組み、配線をします。
配線時には、八ヶ岳で買ったテスターが活躍し、こんどはIG電源を簡単に見つける事が出来ました。
キャップを開けた状態でローターを時計と逆方向に回し、LEDが点灯する位置に調整します。
デスビキャップとIGコイル&プラグコードを付けてエンジン始動。
あっさりエンジンがかかりました。
この後タイミングライトでアイドル回転での点火タイミング調整をして終わりです。
123デスビ装着と合わせて、キャブのアイドルジェットの調整もしておきました。
(GO!GO!EASTの時に、ちょっと調整がズレていてパワーが出てない感じがしたので~)
噂の通り、アイドリングは素晴らしく安定していますね。
少し近所を走ってみた印象ですが、吹け上がりは非常にスムーズな感じです。
ネガティブな意見として「パワー感が無い」というのがあるようですが、まだ負荷をかけた加速をしていないのでそこは分かりません。
マレリのデスビは予備に回して、しばらく123デスビでいってみます~🍀