この間もう2月と思ったのに、うっかりしていたら2月も終わりそうです(汗) 最近ブログの記事アップが月一の生存確認レベルになってしまっていますが、ちょっと怠けているだけで元気にやっております(笑)
生存確認と言えば出戻りサンク嬢ですが、相変わらずナンバーのついてない状態です。以前トライした点火系をオリジナル仕様に戻す作戦はまだミッションコンプリートできてないんですが、暫定仕様で取り敢えずエンジンはかかる状態です。
少し前にキャブの調整をやったんですが、サンク嬢にはタコメーターが付いていないので、アイドル回転の調整が超テキトーになってしまうんですよね。で、大体どのくらいで回っているか把握する為にタコメーターが欲しいなと前から思っていました。
と言っても気合いの入ったタコメーターは似合わないし、余りお金も掛けたくありません。で、目立たないデジタルタコメーターで安いのは無いかな〜とネットで物色していたところ、見つけました!怪しい奴を(笑)
中華ネット販売の安っぽい汎用デジタルタコメーターで、中国からの送料と合わせて1000円ちょい。面白そうなのでポチッとしてみました。
1週間位で怪しい荷物が無事到着(笑)
開封すると予想通りのチープなタコメーターが出てきました。A4サイズ裏表の説明書も一応付いてます。
怪しさ満点ですが、説明書に一通り目を通した後、ちゃんと動くかどうか動作確認をしてみました。
タコメーターから出ている電線をプラグコードに4-5周巻きつけてスパークの信号を拾って回転数を計算して表示します。タイミングライトと同じような仕組みですね。
試運転の結果、まあ一応使えそうです。
一応と言うのは、このタコメーター、エンジンのタイプ(2 or 4サイクル、気筒数)によってモードを切り替えて使う様になっているんですが、説明書にある4サイクル4気筒のモードで作動させると、回転数がかなり高く表示されます。感覚的に倍くらいのイメージです。
で、いろいろ試した結果、なぜか4サイクル2気筒用のモードにした時が、表示される数字と回転数の感覚が一番合っているので、その状態で使う事にしました。
説明書を細かく見てみると、表示される数字がおかしい場合(実際の回転数の半分とか)はモードを切り替えて使え、的な趣旨の注意書きがありました。一体どういうモード設定になっているのか、全くいい加減ですね(笑)
やはり怪しさ満点ながらも、何とか使えそうな事が分かったので、装着作業に入ります。
どこにどうやって付けるか考えた結果、
・運転しながら見やすいが目立たない位置
・裏側からボタン電池交換が必要なので、簡単に取り外せること
・インパネの穴あけ等の加工はしたくない
という事で、適当なベースプレートをインパネに両面テープで貼り、そのプレートにねじで固定する事にしました。
まずベースプレートの工作。いつもの様にガレージに転がっている適当な合板の端材を使います。
タコメーターの形に合わせて切り出し、固定用の穴を開け、
裏側にナットを埋め込み接着剤で固定。
表から見える部分を艶消し黒で塗ります。
固定用のネジは、ちょっと見栄えに考慮して、ヘキサボルトを使用。
メーターとベースプレートの厚さに合わせカットします。
メーター本体ですが、表面上部の安っぽいイラストがあんまり好きで無いので、
ダイモテープで更に安っぽく目隠ししました(笑)
ベースプレートにヘキサボルトで固定し、こんな感じです。いいんじゃないでしょうか〜
メーターより少し低い、ハンドル横の位置に両面テープで固定しました。
気になった時に見るだけなので、この辺りの位置でオッケーです。
次は、プラグコードから信号を拾う電線の改良。説明書ではプラグコードに4-5回巻きつけてタイラップで固定せよとなってますが、緩んできそうなのっでもうちょっとしっかり固定したいところです。で、固定用の金具を作る事にしました。
電気がよく流れそうな、ちょうどいい材料は無いかと廃品を物色して目をつけたのが、配線が劣化したジャンプコードのクリップ。
こいつを切って金具を作ってみます。
クリップのこの部分を金鋸で切り出し、
プラグコードと同じ太さの鉄のチューブがあったので、それに合わせて整形。
良さそうな形になりました。これに配線接続用の端子をカシメ&ハンダ付け。
これをプラグコードにつけます。
しっかりくっつきました。
剥き出しは良く無いので、ホースの切れ端を切ってタイラップで留めてカバーしときました。
最後に配線の接続ですが、運転席足元の奥からエンジンルームにスピードメーターケーブルが通っていたので、その脇を通して配線を引き込み、
端子をつけて接続し、一応完成。
ちゃんと動きました。
信号を拾ってから表示まで1秒のタイムラグがありますが、エンジン回転が大体わかる様になったので、無事ミッションコンプリートです👍
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