2012イタジョブレポートもいよいよ最終回です。
楽しかった1日も終わり、スタッフの皆さんと、宿敵赤アルサロマンと白アルサロマンに見送られ、みなさん家路に着きます。
そう、かの名言通り「家に無事戻るまでがイタジョブ」♪
ワタクシも帰路の長旅に備え、温泉でリフレッシュすると共に、前日から少~しバラついていたアイドリングが気になり、イベントの合間に少しポイントをドライバーの先でカリカリしてみたり。
しかしあまり改善されずいつもよりかかりにくい・・・けど、「まぁ大丈夫だろ」とタカをくくり、中国地方組のシゲっちさん&オルトフォンさんと共に出発。
木之本までの快適ワインディングを抜け、北陸自動車道に乗りました。
ところが名神に乗ってすぐの多賀SAで止まり再始動しようとしたところ・・・ん?・・・んんん???
ポイントの状態が悪化して、始動時にうまく火花が飛んでいない感じです。
ディスビキャップを外し再びドライバーの先で磨いたりしたがうまくいかず。
紙ヤスリでもあればポイント磨けるんですが、3人とも持っていません。
紙ヤスリでもあればポイント磨けるんですが、3人とも持っていません。
しばらく色々試したあげく、ワタクシのキーホルダー代わりのビクトリノックスについていた爪磨きのヤスリでポイントを磨いたら、なんとかかかりました。
アイドルを高目に調整して、そのままガソリン給油に行きます。
しかしガソリン給油の後再始動しようとすると・・・
しかしガソリン給油の後再始動しようとすると・・・
やむなくクルマを押してGSから出し、再びオルトフォンさん、シゲっちさんと3人であれやこれや・・・。
しばらくして、ようやくエンジンかかりました。
一度かかると、バラついてはいるものエンジンは回っておりなんとか走れる状態。
しかし一度切ると、エンジン始動がおぼつかない。
自宅まではあと460km・・・
しかし一度切ると、エンジン始動がおぼつかない。
自宅まではあと460km・・・
この時点でワタクシかな~り心細くなっていました。
エンジン切らずに走り続ければうまく帰れるかもしれないが、問題は途中の給油と渋滞。
「こりゃ関西近辺のショップまで行って置いて帰るかな~」と弱気になりかけましたが、
「こりゃ関西近辺のショップまで行って置いて帰るかな~」と弱気になりかけましたが、
ワタクシがマイペースで先頭を走ります。
一番エンジンが安定している5速3000rpmを保ち、できるだけ加減速しないように走ります。
一番エンジンが安定している5速3000rpmを保ち、できるだけ加減速しないように走ります。
エンジン始動に手こずり1時間弱を多賀SAでロスしたのが幸いしたか、最大の難所の京都~宝塚間も全く渋滞も無くスムーズに抜ける事ができました。
薄氷を踏む思いで走りながらワタクシはなんとなく「エンジン不調でミラノのピッコロ工場に向け飛んでいる紅の豚の気分」になっていました。
「今、カーチス野郎に襲われたらひとたまりも無いな」って感じでした(笑)
幸いにもワタクシのケツにはカーチスではなくシゲっちさんとオルトフォンさんがついてくれて、絶妙なタイミングで車線変更をサポートし援護してくれています。
おかげでその後も順調に巡航することができ、最後の難関の2回目の給油も、スタンドの方に訳を話してエンジンかけたまま給油してもらう事が出来ました。
そんなこんなでドキドキしながらも、なんとか無事に広島まで戻って来ました。
広島手前の奥屋SAに入り、シゲっちさんとオルトフォンさんに御礼とお別れのご挨拶。
広島手前の奥屋SAに入り、シゲっちさんとオルトフォンさんに御礼とお別れのご挨拶。
23:30頃に無事家に辿り着けました。
これで私の2012 Italian Jobも、無事終わりました。
今回の走行距離は、1154km でした。
おんぼろ号、不調ながらも頑張ってくれてありがとう!
エピローグ:
先週末、おんぼろ号のポイントを見てみました。ポイントギャップを調整したら復調。
日頃のメンテナンスが出来てなかった、ということです。
お恥ずかしい・・・大反省であります。
お恥ずかしい・・・大反省であります。