グレン宇宙飛行士 - おんぼろアルファ復活の日

先日神戸に行って、フェラーリ356BBのブリキのおもちゃを買ってしまいましたが、

その時に家族＆自分へのお土産として一緒に買ったのが、この古いキーホルダーと灰皿です。

両方ともフランス製で、キーホルダーは1個500円。お土産にはお手頃価格です。

灰皿は、良くカフェに置いてある様な奴で、1940年頃のだって書いてましたが本当ですかね～？
タバコは吸わないんですが（昔は吸ってましたが）、灰皿は小物入れに使えるので気に入ったものがあるとたまに買います。

キーホルダーは、いろんな図柄があって、どれを買うか楽しく迷いました（笑）

買った中の一つが、昔の宇宙飛行士のイラストのもので、JOHN H. GLENN　と名前がありました。
「ん～？グレン中佐？って聞いた事あるぞ。確かアポロ計画の前の、ジェミニ計画か何かの宇宙飛行士だった様な・・・」位の記憶でした。

で、帰って早速、Y.A.H.O.O ヤホーで調べてみたんですが、凄い人だってことが分かったのでちょっと紹介したいと思います（笑）

John Herschel Glenn（ジョン・ハーシェル・グレン）さんは、やっぱりアメリカの元宇宙飛行士でした。

グレンさんは、元々はアメリカ海兵隊の戦闘機パイロットで、太平洋戦争～朝鮮戦争で合計159回出撃した歴戦の勇士だそうです。

その後、テストパイロットとして超音速でのアメリカ大陸横断飛行記録を樹立したりした後、

1959年にマーキュリー計画の7人の宇宙飛行士の1人に選ばれ、1962年にマーキュリー6号で、アメリカ人として初めて地球周回軌道を飛行したそうです。

当時の宇宙飛行士って、今と違って、生きて帰って来れるか本当に分からない大変な任務だったそうで、この時も途中で自動操縦は壊れるは、大気圏突入用の耐熱シールドが外れてしまうは、大変だったそうです。

それでも何とか無事に帰って来て、グレンさんは一躍英雄になったそうです。そりゃそうでしょうね。
ですから、このキーホルダーは、1962年頃のグレンさんブームの時に作られたってことでしょうね～。

ソ連のガガーリンさんが、最初に地球を周回したのが1961年4月だそうです。

ちなみに、私、1961年7月生まれです。こういう時代で盛り上がっている時に生まれたんですね～。
変な親だったら、宇宙とかガガーリンみたいな名前にされてたかも知れないですね～（笑）

で、話が横道にそれましたが、もっと驚いたのがこの後の話なんです。

グレンさん、宇宙飛行から帰った後、実業家になったり議員さんになったりと、この辺は良くありそうなアメリカンサクセスストーリーなんですが、

グレンさん、宇宙への夢を捨てきれなかった様で、1998年に向井千秋さんらと共に宇宙飛行士に選ばれ、再びスペースシャトルの乗組員として宇宙に行ったそうです。

この時77歳。

いや～、バート・マンローさんと同じく、歳をとっても夢を捨てない姿が凄いと思いました。かっこいいですね。

皆さん、ご存知でした？

ちなみに、マーキュリー計画の頃のストーリーは「ライトスタッフ」という映画になっているそうです。ライトスタッフという映画は前から見たいと思っていてちゃんと見ていないので、今度見てみようと思います。

ブルボンキーホルダーつながりで、おかんさんにトラバさせて頂きました！