これはKiev88（キエフ88）という、中判という大きな正方形のフォーマットのフィルムを使うカメラで、先日「ウクライナから・・・」で紹介した、ロシア製レンズのカメラ本体です。
交換レンズはウクライナから買いましたが、カメラ本体はアメリカから、やはりeBayで買いました。
Kiev88は、コピーの元になったHasselblad 1600F自体が壊れやすいと定評のある(？)カメラで、それのロシアコピーですから、壊れやすいカメラの代名詞みたいなもんです。が、いまのところ、この個体は快調に動いています。
例えば「シャッタースピードを変える時は、かならずフィルムを巻き上げてから行う」みたいな、今では信じられない様な面倒くさい使う上での決めごとがいくつかあって、それを守らないと壊れてしまうようです。
不便と言えばこれほど不便なカメラもないのですが、操作感や質感等、今のカメラには無い独特の味があって、気に入ってます。
知人からリクエストがあったので、このカメラで試し撮りした写真も一緒に載せておきます。
写りの方をとやかく言える様なレベルではないですが、独特のボケかたをして、うまく使いこなせれば立体感のある面白い写真が撮れそうです。（正方形フォーマットは、まだ慣れてないので少し難しいですね。）
