最近、ずいぶん久しぶりに釣りを再開。旧い道具を引っ張り出して手入れをしてみました。
このリールは40年前、ワタクシが釣りを始めた小学5年生の頃に父親が使っていたものです。
今でもカタカタと小気味良い音をさせながら快調に動き、まだまだ十分使えます。
グリスアップしようと中を開けたら、まだグリスも生きていました。
グリスアップしようと中を開けたら、まだグリスも生きていました。
プラスチックと軽金属で作られた、軽くスマートでスムーズな最近のリールに比べると、鉄でできたこのリールはずいぶん武骨で重たいですが、頼もしく頑丈な手応えがあります。
昔の道具は長期間使われる事を想定して、しっかり作られていますね。これは釣り道具だけでなく、クルマも含め全てのモノにあてはまる様に思います。
ところで私が釣りを始めたのは小学5年生の時、と書きましたが、実は最初私の父親は釣りに興味がありませんでした。
どうしても釣りをしてみたかった私は、父親に「釣りに連れて行ってくれ」と真面目に頼んだのですが、父親は「じゃあ、クジラでも釣りに行くか?それともメダカを釣りに行くか?」とふざけた反応しかしてくれず、私は怒って「もういい!」とふてくされてしまいました。そんな私をみて父親は「せっかく冗談言って笑わせてやろうと思ったのに、なんで怒るんだ?」と、逆に機嫌を悪くしてしまったのを憶えています。
今思うと、父親の気持ちも分かりますが、当時真剣に釣りに行きたいと思っていた私は、肩すかしをくらって本当にがっかりしたのです。
旧いリールの手入れをしながらお酒を飲んでいると、何十年も忘れていたそんな事を思い出しました。
(他にも色々思い出しましたが、割愛。。。笑)
モノというのは本当に不思議なものですね~
(他にも色々思い出しましたが、割愛。。。笑)
モノというのは本当に不思議なものですね~
当時小学5年生だった私も52歳。既に当時の父親の年齢(44歳)をかなり越えてしまっています。
しかしその割には中身は相変わらずで、精神年齢はほとんど進歩していないなあ、と感じる今日この頃です・・・笑
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しかしその割には中身は相変わらずで、精神年齢はほとんど進歩していないなあ、と感じる今日この頃です・・・笑
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