11月あたりから動き始めの時に「カチャ・・・」とガタがあってからクルマが動き出す感触が感じられる様になり、「こりゃそろそろ替え時かな~」と思い年末に部品を手配していました。
それが、1/13の今年の初乗りドライブの帰り道あたりから、減速時のプロペラシャフトシャフトの振動が徐々に大きくなり始め、ちょっと乗る気がしない状態に。
そういう訳で、この間部品が届いたのでプロペラシャフトのユニバーサルジョイント交換に挑戦してみることにしました。
サービスマニュアルとますよんさんのブログで予習をし、クルマを持ち上げて下に潜り観察。
まず、前後のジョイント部に、忘れないうちに合わせマークをつけました。
サービスマニュアルとますよんさんのブログで予習をし、クルマを持ち上げて下に潜り観察。
まず、前後のジョイント部に、忘れないうちに合わせマークをつけました。
本当は、この機についでにプロペラシャフト全体を外し、ドーナツゴムとセンターベアリングも交換するつもりで部品も入手済みだったんですが、観察した所ドーナツゴムは非常にきれいな状態で全くひび割れも無く、また、センターベアリングも特に問題なかったので、計画を変更しプロペラシャフトのリア部分のみを外し、ユニバーサルジョイントの交換だけをすることにしました。
ユニバーサルジョイントはフロント部分にだいぶガタが出ています。
↑こんな感じです。
さていよいよユニバーサルジョイントをバラします。
まず最初の心配は、ますよんさんも苦労していた、「スナップリングが固着していないか?」だったんですが、
これは以外にも簡単に外れてくれました。まずは第一関門突破(笑)
ユニバーサルジョイントを抜きにかかります。
カラーを外すにはいくつかの方法があるようです。プレス機があれば一番確実で簡単でしょうが、残念ながら持っていません。
カラーを外すにはいくつかの方法があるようです。プレス機があれば一番確実で簡単でしょうが、残念ながら持っていません。
別のやり方として「叩く」という極めて原始的なやり方があります。ただしカラーを叩くのではなく、「回りの部分を叩く」と、カラーが浮き上がってくるということらしいです。
このやり方でやってみることにしました。
適当な大きさのソケットをカラーのまわりに当て、ハンマーで叩きます。
すると確かに少しずつカラーが浮き上がってきます。
適当な大きさのソケットをカラーのまわりに当て、ハンマーで叩きます。
すると確かに少しずつカラーが浮き上がってきます。
これは少し叩いて浮き上がり始めた状態。
引き続き叩き続けると、
徐々に浮き上がってきて
おおっ!抜けました♪
一つ抜けると後は簡単。様子を見ながら、回りとユニバーサルジョイント本体を叩いて、反対側も抜き出します。
めでたく分離に成功。
バラして見ると、カラーの中はグリス切れでニードルベアリングはカラカラのサビサビ状態。
ガタが特に大きかった部分は、入っているはずのニードルベアリングが消滅していました。
ガタが特に大きかった部分は、入っているはずのニードルベアリングが消滅していました。
残りの側も外します。
今度はユニバーサルジョイント本体の十字の部分を叩けるので楽勝です。
めでたくフロント側の分解完了!
でもここまでに、かなりの数の「怒りの鉄槌」を振り下ろし、良い天気だった事もありかなり汗をかきました~(笑)
引き続き、がんばってリア側(デフ側)の分解にかかります。
こちらはガタが出ていないせいか、少し叩くと簡単に出てきました。
こちらはガタが出ていないせいか、少し叩くと簡単に出てきました。
カラーの中にもグリスが残っていて、ニードルベアリングもきれいな状態。
あっけなく分解完了。状態が良いと交換も楽なんですね~。
状態がいいのなら替えなくてもいい気もしますが、ついでにやっておいた方が安心、かな?
状態がいいのなら替えなくてもいい気もしますが、ついでにやっておいた方が安心、かな?
ここまで朝から始めて昼過ぎくらい。昼食の後、新しいユニバーサルジョイントの組付けにかかります。
いつものパターンだと、分解までが大変で、新しい部品の組付けは楽チンのはず。。。
いつものパターンだと、分解までが大変で、新しい部品の組付けは楽チンのはず。。。
まず、新しい部品組付けの前に、カラーを挿入する穴の内側をきれいにし、少し面取りをしました。
(この辺も、ますよんさんのブログを参考にしました~)
(この辺も、ますよんさんのブログを参考にしました~)
部品を揃え、
慎重に組付けます。
カラーを外し、バネを入れ、穴にカラーを挿入し被せていくんですが、カラーの中にグリスでくっ付いているニードルベアリングが外れると大変なので、かなり気を使います。
カラーを外し、バネを入れ、穴にカラーを挿入し被せていくんですが、カラーの中にグリスでくっ付いているニードルベアリングが外れると大変なので、かなり気を使います。
カラー押し込んだらまず一安心・・・
あとは同じことを繰り返し組んでいくだけなんですが、最後にそれぞれのカラーを押し込み、スナップリングをかけるのにとても苦労しました。リプロ品の精度がいまいちなのか、なかなか所定の位置までカラーが入ってくれず、スナップリングがかけられないんですよね~。
何度も叩いたり、万力で押し込んだりを何度もしながら、なんとかスナップリングを入れました。
終わった後には、私の手にはハンマーで叩いた血豆が何個か・・・(泣)
終わった後には、私の手にはハンマーで叩いた血豆が何個か・・・(泣)
ユニバーサルジョイントを組上げた後は、それぞれの穴の回りを何度か叩いて、ユニバーサルジョイントの位置を所定の位置に落ち着かせるそうです。これをやると馴染んで動きが滑らかになるらしいです。
という訳で、スナップリング組付けに予想外の悪戦苦闘をしましたが、なんとかユニバーサルジョイントの交換終了♪
この後、組付けまでを行い、本日の作業は終了。あ~~~疲れた(笑)
(本締めはまだしてません。)
途中、昼食とワンコの散歩をはさみましたが、朝9時から始めて夜の7時まで。
久々の重整備で体がアチコチ痛くなりました~(笑)
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久々の重整備で体がアチコチ痛くなりました~(笑)
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