7月に、岩国のシンフォニーホールで行われたナベサダさんのコンサートに行き大変感動を受けた事は以前ブログに書いたんですが、その時実は「小さなライブハウスでもっと間近で演奏を聴いてみたい!」とも思っていました。
年に一度くらいは広島のライブハウスに来られる様なので、来年辺りに是非、と思っていたところ、サックス教室の仲間から、9月に広島でのライブがあると教えてもらいました。
7月に行ったばかりなので、どうしようかなとも思ったんですが、カミさんが背中を押してくれた事もあり、やはり行く事に。ライブハウスに電話すると「あと数枚チケット残ってます」との事で、ギリギリでチケットをGetできました👍
さて、いよいよ当日。席数は100席ちょっとですが、ワタクシのチケットは100番ちょうど。開場時間になりチケット番号順の入場でしたが、平日夜という事もあってか開演ギリギリで来る人もいたりして、何とか前から4列目の割とステージに近い空き席を見つけることができました。
間近で聴くナベサダの演奏は当然のことながら素晴らしく、特に、演奏テクニックもさることながら、御歳90歳を超えるとは思えない音圧には、サックス歴1年半余りのヒヨっ子のワタクシとしましては大いに勉強になりました。
そんな素晴らしい生演奏を間近に聴きながらライブを楽しんだ後、ライブ後に奇跡は起こりました。
ライブ後にさて帰ろうと立ち上がった時に、ワタクシの席の後ろに座られていた海外から来られたらしいご夫婦のお客様と目が合いました。
このお二人、ライブ開始時にナベサダが軽く挨拶をしていたりしていたのですが、周りはライブ会場の片付けが始まる中、「何処から来られたんですか?」「オランダから来たんですよ、、、」等と話をしていた所、突然楽屋口からナベサダさんが現れ、ワタクシのすぐ隣25cmの位置に立ち、海外からのお客様と話し始めました(驚)。
ワタクシ、思わぬ展開にテンション爆上がりしながらも平静を装い、恐らく傍目にはワタクシも話の輪に入っている様な雰囲気を醸し出しつつ、ちょっと緊張しながらナベサダとのニアミス25cm状況を楽しんでいました。
そうこうしているうちに、ナベサダさんと海外のお客様とのご挨拶も終わり、ナベサダも楽屋に引っ込みそうになりました。
実はワタクシ、前回岩国でのコンサートに続いて、ワンチャンあればナベサダさんにサインを頂こうと、高校生の時に昼飯のパン代を節約して買ったLPレコードとマジックペンをダメ元で持って来ておりました。
一瞬躊躇しましたが、これは行くしかない!と意を決して、ナベサダさんに、「高校生の時に買ったレコードを持って来ているんですが、サインを頂けますか?」とお願いした所、心良くサインを頂けました(感動)。
握手もして頂き、昨年からアルトサックスを習い始めた事など話したりと、サインを頂いたレコードと共に、忘れられない想い出となりました。
ナベサダさんの手は、思ったよりも少し小さくて、暖かかったです。
サインを頂いたレコードは、一生の家宝とさせて頂きます。サックスの練習も頑張ります〜🎵🎵🎵
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