夏の思い出

　
　
夏休みで帰省していた長女と次女が、明日戻ります。

木曜、金曜で、長女次女と３人で四国方面に旅行に行って来ました。

木曜日に訪れたのは、

実家の近く、香川県牟礼町のイサムノグチ庭園美術館。

以前から行ってみたいと思っていたのですが、事前に往復はがきで予約が必要なので、思い立ったら、という訳にも行かずまだ訪れていませんでした。

彫刻ももちろんすごいと思いましたが、古い武家屋敷や蔵を移築したイサムノグチの住居やアトリエ、また、周囲の環境と一体になった石垣や庭園が素晴らしいなと思いました。

庵治石の産地で知られる香川県牟礼町はイサムノグチが愛した土地で、1969年から1988年に亡くなるまで春秋は牟礼町で生活しながら作品を制作し、夏はローマ、冬はニューヨークで生活していたそうです。実際に訪れてみて、周囲の山や海と溶け込んだ環境に、改めて香川県の良さを再認識させられました。

しかし、うらやましい暮しです。私も蔵を移築して中に車を数台並べ、春と秋は日本、夏と冬はイタリアで暮らす様になりたいもんです（笑）

翌日、金曜日には直島を訪れました。
こちらは娘が前から行きたいと言っていた所です。

あいにく、かなりの雨になってしまいましたが、

地中美術館と

ベネッセミュージアム、

それから、

直島銭湯「I♥湯」

に行って来ました。

こちらもどれも面白かったですが、中でも良かったのが地中美術館の展示と安藤忠雄設計の建築。

私はどちらかというと素朴で暖かみのある建物の方が好きなんですが、流石にすごいと思いました。
緻密、簡潔で大胆、キレが良いと言うか・・・うまく言い表せませんが、そんな感じです。

そして四国と言えば、食事はいつもながらうどんです♪

イサムノグチ庭園美術館の近くの「山田屋」。
うどんもおいしかったし、古い屋敷を使ったお店と庭もなかなか見応えがありました。

父娘３人でのアートな旅。
後半大雨にあってしまいましたが、少し遅い夏の思い出として、なかなか充実した２日間でした。