魔物

かのルマンの、ユノディエール・ストレートには「魔物が棲む」と言われていますが、

我が家のキッチンにもどうやら魔物が棲むようです。

松江でディープな一日を過ごした日、我が家では高３と中２の２人の娘に留守番を頼んでおりました。

高３の娘の方がいつになく張り切って、教科書に載っていたマカロニのミネストローネを昼食に作ろうとしたらしいのですが・・・

袋からマカロニを鍋に移そうとした時に、手元が狂いマカロニの雪崩が発生！予想だにしない大量のマカロニが投入されてしまったそうです。
（→ハーフスピン発生）

あわてて調味料を投入し、なんとか体勢を立て直そうとするも味が決まらず事態は悪化。
（→カウンターステア失敗、おつりを貰いコントロール不能）

気がつくと鍋いっぱいの謎のマカロニ料理が出来てしまったそうです。
（→コースアウトしストップ）

動転した娘は、カミさんに携帯で助けを求めて来ました（笑）
（→ピットに状況報告）

電話でやりとりした後、「写メを送れ」との指示が出まして、送られて来たのが↓の画像。

カミさん吹き出しながらも、あれを入れろ、これを入れろ、だめだったらグラタン皿に入れてチーズをのせて焼け、と色々指示を飛ばします。この間、プレマシーの車内は爆笑です。

なんとか少しはましになった様で、妹と２人で食べ始めたそうですが、
（→応急処置し最スタート）

間もなく妹は脱落。
（→2号車リタイヤ）

姉はなんとか粘ったようですがやはりギブアップ。
（→1号車も力尽きリタイヤ）

この時点で娘からは「このマカロニ食べても減らん。魔物や～」とのメールが入りました（笑）

あとは松江から帰る父と母に完食を託すのみとなりました～。

帰ると早々に、待ち構える様に出て来ました。応急処置が功を奏したのか、見た所、それなりに形になっている様な・・・

まずカミさんが挑戦。
しかし半分食べたところでお腹がいっぱいになり交代。
（→ピットインしドライバー交代）

私が後を引き受けます。まぁ、この位の量なら軽い軽い、と快調にラップを重ね完食。
意外と楽勝じゃん。

と、思いきや、もう一皿出て来ました。おぉ～（汗）
（→再びコースイン）

しかし、アルコール燃料も投入しながら気合いを入れてこいつも完食！
（→遂に朝を迎え感動のゴール！）

遂に魔物マカロニとの戦いに終止符が打たれました～。
いや～、夜遅くなのに、おかげで腹一杯になりましたわ（笑）

でも味の方はそんなにまずくなかったですよ。