以前、お手上げ状態になっていた固着クラッチマスターですが、
Classic Racing Japanに出掛けたり、787B走行イベントに出掛けていたのと平行して、密かに進展していました(笑)
あれやこれやと手を尽くしたにもかかわらず固着していたままだった為、あきらめて新品部品の値段を調べ始め、
固着クラッチシリンダーは、「ええい、バラして文鎮にでもしてしまえ!」ということになり
(皆さんの期待通り~笑)
で、怒った私はピストンにドリルをぶち込み穴を開けていたのですが、途中まで穴を開けた時点で、あまり深い考えはなかったんですが、穴にタップをねじ込んでなんとなくネジ穴を切ってみました~。
でタップ切ってハンドルを回していると、「ズリッ」とピストンが動いたので引っ張ると、あららら~っ、ピストンが抜けてしまいました。
で、ついに分解に成功。
ここでピストンを観察・・・ほほう、穴は開いたものの、貫通はしていないのでフルードが漏れる事は無さそう。
穴の開いた側はクラッチペダルからのロッドを受けるだけなので、穴を固いものでうまく埋めれれば、使えそう。
しかし肝心のシリンダーの方がダメだとどうにもならないので、まずそちらから手をつけます。
シリンダーの径が小さく、今まで使っていたホーニングマシン?は入らないので、小径のブラシを買って来ました。
磨いてみます~
と、中はきれいです。これは使えそう♪
ブレーキマスターの時もそうでしたが、一見サビサビに見えても少し磨くときれいになりますね~
シリンダーが使えそうなので、今度は、ピストンの穴埋め。
ハンダで埋めてみます。
ハンダで埋めてみます。
ピストンをバーナーで炙り加熱し、
ハンダを流し込みました。
このあとひたすら荒めのサンドペーパーで削りました~。
で、こんな感じに。
なんとかいけるかな~
先々週、先週と、華々しいClassic Racing Japanや787B走行会の裏で、こんなことを密かにやっておりました~(笑)