おんぼろアルファ復活の日

Yahooブログから引越してきました。ヒストリックカーライフwithサンデーメカ、DIY、釣り、野菜作り実験、アウトドアなどの記事が多いと思います。最近、YouTubeにアルファロメオ1750GTVの動画をアップしています。https://youtube.com/user/eichwaldchen よろしくお願い致します。

ブレーキマスターOH その1



クラッチスレーブシリンダーに続き、ブレーキマスターシリンダーをOHします。

まず今回は、取外しと分解です。

onboro号は、初期型1750GTVの右ハンなので、ブレーキマスターはBONALDIの奴で、クラッチマスター(こっちはBENDITALIA)と共に床下のフレームに固定されています。


まず、取外しですが、ちょっと試行錯誤がありました。

①まず配管を外します。

次に、ゴムブーツをめくり、ブレーキペダルとのリンケージを切り離そうとしましたが、
ナットが固く締まっていて、うまくいかず作戦を変更。

②フレームにマウントしている固定ボルトを外し、
(このボルトはフレームを貫通し、クラッチマスターと共締めになっています。)

③④ペダルとリンケージを外し、マスターシリンダーをリンケージごと外しました。
(ペダルとリンケージは割りピンで止まっているだけでした。)






次に分解です。

⑤リンケージのを万力にくわえナットを外し、ブレーキマスターシリンダーのロッドと切り離しました。

⑥シリンダーの中のピストンを抜きます。最初固着と錆で引っかかっていて出て来ませんでしたが、何回も動かしているうちに錆も取れ出て来ました。

⑦取り出してみると結構きれいな状態です。

⑧シリンダー内部も特に傷はなくきれいな状態。






⑨今回バラした部品です。





BONALDIのブレーキマスターはリプロ品の品質が悪いらしいので、オリジナルをなんとかOHして使いたいと思っていましたが、割とシリンダーの状態が良く再使用出来そうなので安心しました♪