おんぼろアルファ復活の日

Yahooブログから引越してきました。ヒストリックカーライフwithサンデーメカ、DIY、釣り、野菜作り実験、アウトドアなどの記事が多いと思います。最近、YouTubeにアルファロメオ1750GTVの動画をアップしています。https://youtube.com/user/eichwaldchen よろしくお願い致します。

★追加しました~クラッチスレーブシリンダーのOH その1



長年預けていたおんぼろALFA号をガレージに引き取ってすぐの、まだレストアを始める前のある日、クラッチを踏んだとたんに「バンッ!」という感じの音がして、クラッチペダルがバカになってしまいました。


油圧クラッチクラッチスレーブシリンダーが抜けてしまったんですね~。
当時、キャリパーも完全に固着してましたから、ブレーキ、クラッチ共、油圧系統は全部OHしないとダメな状態だったわけです(汗)

キャリパーはOHしたのですが、ブレーキマスター、クラッチマスター、クラッチスレーブシリンダーが残ってます。


で、今回はクラッチスレーブシリンダーに着手。取り外して、OHできそうか、部品交換かを調べます。


まず現状態。ピストンが飛び出した状態でブーツが外れ固まっちゃってます。かなりサビサビでやばそうな雰囲気です。





今からこれを外していきます・・・が、お~、会社に行かねば!・・・続きは後ほど。




続きです。

スレーブシリンダーを取り外すには、クラッチハウジングから出た台座を、両側から挟むような形でスレーブシリンダーを固定している2個のスナップリングを外す様です。









外れました。。。汚いですね~(恥)こりゃまともに動かんわな~~。


油圧ホースを車体側から切り離します。
ここもかなり固くしまっていて少し苦労しました。ここのフレアナットはブレーキホースと同じ15mmという変なサイズです。

ブレーキフルードが凄い色になっています。。。





スレーブシリンダーをクラッチハウジングから抜きにかかります。
が、錆ているところが引っかかるのか、すんなり抜けてくれません。

目立った錆をドライバー等でこすって落とし、回転させながら何回もトライしていると、あるところでスコッと抜けてくれました~。




この時点では「こりゃ新品買わないとだめかな~」と思っていました。


苦闘3時間、やっと取り外しました。
外して掃除してみると、本体は意外ときれいです。錆はスプリングの部分から出たような感じです。





使えそうかどうか、しっかりチェックします。
リプロ品に比べ、純正品はやっぱりクオリティが高いと思うので、できればOHして使いたいと思います。