先週の月曜日、久しぶりの有休をとり、奥出雲地方におんぼろ号でドライブに行って来ました。
向かった先は、以前から行きたいと思っていた、絲原記念館。
奥出雲地方は、たたらでの鉄造りで栄えましたが、絲原家は代表する鉄師の一つで、たたらでの鉄造りを行っていた場所に建つ住居が記念館として公開されています。
ウチから2時間くらいなので、日帰りドライブにはちょうど良い距離です。
10時半頃に出発し、お昼過ぎに奥出雲地方に入りました。絲原家見学の前に腹ごしらえ。奥出雲と言えば蕎麦なので、道中途中の蕎麦屋を探します。
ちょうど良く蕎麦屋があったので入ってみました。
「八川そば」と言うお店。平日なので混んで無く、直ぐにお蕎麦にありつけました♪
ワタクシはとろろ蕎麦、カミさんは鳥南蛮。
とっても美味しかったです〜
道沿いにあったので何気なく入ったのですが、あとで聞いたら人気店で、休日は行列ができて中々入れないそうです。平日で良かったw
八川駅も懐かしい感じの、味わい深い駅でした。
しっかり腹ごしらえをした後、少し走り、
絲原記念館に到着。
平日のせいか、こちらも貸し切り状態♪
現在も15代目と16代目の御当主が住まれているので、見学できるのは一部分ですが、見事な造りのお屋敷です。
お庭もまた素晴らしい。眼福です〜
見学の後、お屋敷内に併設されているカフェでコーヒーとケーキを頂きました。
記念館の中には、別棟で、たたら製鉄に関する展示や、絲原家に伝わる文化財の展示もあり楽しめます。ゆっくり時が流れてる感じで、今度は紅葉の季節にまた行きたいです(もちろん平日に)。
http://itoharas.com/施設案内/絲原家とは/
絲原記念館の後は、もう一つの行きたかったところ。
絲原記念館からクルマで10分くらいの、亀嵩駅に行きました。
この駅、松本清張の名作「砂の器」に登場する、迷宮入りしそうだった事件解決のきっかけになる駅です。
中学の時に、学校の授業で映画を見に行き、記憶に残っていました。
緒方拳扮する巡査が出てくるのですが、
いらっしゃいましたw
行った時には閉まってましたが、駅舎はお蕎麦屋さんになっている様です。
ルンペンストーブが現役で使われていました。
八川駅も亀嵩駅も、JR木次線と言う、昭和の香りの残るローカル線の駅です。この路線はスイッチバックもあるそうなので、今度ゆっくり鉄旅もしてみたいなあ♪
この辺り、伝統工芸品として、そろばん造りが盛んだそうで、帰り際に「そろばんと工芸の館」と言うところに寄ってみました。
https://okuizumo.org/jp/guide/detail/191/
そろばんは、子供の時に授業をサボったお陰で出来ないので買いませんでしたが、こんなものを購入♪
花台用だと思いますが、結構ボリュームのある良い感じの欅の木片。ワタクシ欅の木が好きで、家を建てた時に庭にも植えておりますので、これはもう買うしかありません〜
ウチでは花台としてでは無く、酒台として使うことになりそうです(笑)
今回行ったのは、観光地としては渋めの奥出雲の中でも、結構マニアックなところばかりでしたが、マッタリと楽しめました。でも興味のない人には、全く何が面白いのか、って感じでしょうねw
平日だったので、行く先々で貸し切り状態で、コロナのリスクも低くのんびり出来ました。
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