先週末の日曜日、友人の白猫35番さんが主催する大山山麓でのツーリングイベント、Giro Del Daisenに参加して来ました。
このイベントは一般への告知は無く、白猫35番さんが、知人を対象に行なわれている非常にプライベートな性格のイベントですが、今年でもう14年目になります。
コロナ禍のおかげで、ワタクシにとっては今年初めてのイベント。
ウチから大山までは片道約250km。スタートが朝8:30と早いので、大山のキャンプ場で前泊する予定でしたが、台風が微妙なタイミングで来てしまったので、キャンプでの前泊は諦めました。
出発前日、簡単に点検。
エンジンオイルのレベルチェックと、
プラグの交換。
今回は、以前ブログでも紹介した新兵器、3極タイプのBP7ETを試してみます。
https://onboroalfa.hatenablog.com/entry/2020/02/25/222114
後は、クーラント、ブレーキフルードのチェックに、タイヤのエア圧調整、ホイールナットの確認くらいです。車検出したばかりだし、全て特に問題無しです♪
当日、早朝3:30に起床し、4:20分に出撃。
カミさんをナビに中国自動車道を東進し大山を目指します。
3極プラグのインプレッションは、コールドスタート直後でもアイドリングが安定しているところから、着火条件が悪い時には普通のプラグよりも火花が安定してる感じですね。走り出してしまうと、パワー感や燃費は差がないと思います。
早朝の中国道ですから混んでいるはずもなく、予定よりも早く着きそう。
中国道から米子道に入り暫くすると、前方に友軍機らしき機影を発見!
横に並んで確かめると、友人のF本さん御夫婦のアルフェッタGTでした🍀
後ろについて2機編隊でのヘンタイ走行。
集合時間よりだいぶ早く着きそうなので、時間調整&給油の為、蒜山SAにピットイン。
駐車場にはS2000とAlfa Romeo 4Cがとまっていたので、この人達もジーロの参加者かなと思いながらSAの建物に入って見ると、クルマの主は知り合いの京都のF田さん御夫婦と、そのお友達のYさん御夫婦でした。
しばし歓談の後、「ガソリン入れてそろそろ行きましょうか」と外に出てみると、駐車場にはいつの間にかジーロ参加車が並んでいました。
ガソリンを入れた後、集合場所に向かいます。
標高920mの集合場所は雲の中。
下界は晴れていますが、山に登ると小雨混じりで肌寒く、この日はずっとこんな感じでした。
まず受付けに行きエントリーを済ませ、主催者の白猫35番さんにご挨拶と共に、還暦のプチプレゼントを手渡し♪
プレゼントは、以前ナポリで買った、魔除け&勝利を呼ぶ、ナポリに伝わる赤い御守りのキーホルダーです〜
受付けを済ませた後、知り合いにご挨拶しながら参加車両を見て回ります。この時間が楽しいですよね。
遅れて来られた方等、一部写真が撮れてないですが、この日の参加車両はこんな感じでした。
参加車両の規定は、
特に国籍、年式の縛りはないが「クルマ好き」と分かるクルマである事
となっており、バラエティに富んでいて眺めても時間が尽きません。
その中で、今年の参加車で、おんぼろアルファ的に特に気になったクルマをちょっとご紹介。
まずこの勇ましいルノーキャトル。
見ての通り只のキャトルではなく、4X4のSinperと言うモデルだそうです。
北京ーパリラリーのプレートが目を惹きますが、なんとこのクルマ、後で調べたらアルピーヌA110 タルガフローリオで参加されている方の所有車で、実際に北京ーパリラリーに出場したクルマの様です。
通りでここまでやり上げている訳ですね。本当に凄いです。
詳しくはこちら↓をご覧ください〜
https://themotorbrothers.com/others/6044
勇ましいキャトルの隣に居た、ルノー8ゴルディーニ
特に気になったのは、
このエグゾーストパイプ。
メガホンマフラー大好きなんですが、このメガホン具合が非常に好みです。
おんぼろ号のメガホン化の参考にさせて頂きます(いつになるかわかりませんが 笑)
お次はこれまたキャトルの逆サイドにいたこのクルマ。
なんとも絶妙な、上品なボディカラーのロータス コーティナ、
と思って、側にいらっしゃったオーナーさんに、「いい色ですね〜。ロータス コーティナって言うと、白にグリーンとか、アラン・マンレーシングの赤にゴールドが多いですけど、この色は初めて見ました」と話しかけると、
ニコニコ笑いながら、「このクルマ、ロータスじゃないんですよ」と、
「え、じゃあフォード コーティナですか?珍しいですね」
「そうなんです。この色はフォード コーティナの純正色なんですよ」
「へ〜そうなんですね。いい色ですね〜。」
てな感じで、気さくに色々教えて頂きました♪
ちなみに、フォード コーティナだけど、エンジンはロータスに積み替えているそうです。
こちらは蒜山SAでの給油の時にご一緒し、ご挨拶させて頂いた、京都のMさん御夫婦のボルボPV444。実車を見るのは初めてでした。
いつもは、ヒストリックラリー仕様にモディファイされたアルファロメオ1900 6C SSツーリングでご参加ですが、お話を伺うと、「もう歳なので、大人しいクルマにしました」と仰られてましたが、
このクルマもラリーでも大活躍したスポーティ サルーンですので、流石の渋いチョイスだとおもいます。「結構スポーティに走りますよ」とのことです。
このウィンカーの位置は、腕木式方向指示器の名残りでしょうか?
リアのウィンカーも凝った造形ですね。
車名の「PV444」と言うのは、
後で調べてみると、
PVは、Person Vagnでスェーデン語で乗用車、
444は、4人乗り、4気筒、40馬力 と言う意味なんだそうです。
ワタクシも旧いボルボのステーションワゴンは昔から好きなんですが、熱いアルファロメオと、堅実で実用的だがスポーティなボルボの組み合わせはベストチョイスの一つですね。
コンペティティブな雰囲気で目をひいた、国産ヒストリックの2台、
ダットサン フェアレディのレース仕様と、
27レビンのラリー仕様。
どちらもカッコイイですね。
27レビンの、バンパー、グリル、モール類をブラックアウトするカスタマイズは懐かしいですね〜
そんな感じで楽しんでいるうちにあっと言う間に時間はすぎ、
ドラミの後、クルマごと、または小集団ごとに間隔を空けながら出発。
このイベント、あらかじめ配られたコマ地図を見ながらのラリー形式なんですが、
コマ地図を見ながらマイペースでのんびり走ろうと思っていたんですが、スタートの車列に並んだところ、
知り合い小集団チームの先導車になってしまいました(汗)
開始早々、コマ地図見る順番を間違えたり、誠に頼りない先導車だったんですが、
そこはよく分かっている後ろについたF田さんが、後ろからウィンカーで教えてくれたりしながら、
何とか午前中のセッションを終了。
お昼は、ちょっとコースから外れて毎年行くお店で、
白イカ定食にモサエビの天ぷら。
この辺りならではの名物に舌鼓を打ち、しっかりエネルギー充電♪ 激ウマでした〜
食事の後、コースに復帰し、
皆さんと合流。
久しぶりにお会いした知り合いとの話に花が咲き、後半戦の出発がやや遅れてしまい、
ゴールしたのはだいぶ後ろの方になってしまいましたが、
久しぶりのツーリングイベント、やはり楽しいですね。
白猫35番さんにお礼を言って家路に着き、
帰路も快調に走り
無事戻りました。
この日の走行距離は、750km。現地までの往復が250km、ジーロでのラリーが250km、復路が250kmですね〜
白猫35番さん、今年も楽しいイベントを、どうもありがとうございました!
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